肝臓班の取り組み

肝臓班の研究活動

  1. B型肝炎ウイルスの解析、肝病態とウイルス変異の関係の解析
    1. HBV genotypeと臨床病態の研究について
    2. 核酸アナログ剤の効果および副作用
    3. HCCにおける HBV遺伝子のintegrationの肝発癌に関与について
    4. 慢性関節リウマチのHBV再活性化ハイリスク症例の検討
  2. HCVの遺伝子解析、肝病態とウイルス変異の関係の解析
    1. C型肝炎におけるHBVの関与について
    2. 「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」に基づき採取された肝硬 変患者DNAを用いて患者群サンプルのSNPについて
    3. 肝癌細胞株を用いたHCCに対するインクレチンの影響の検討
  3. 微生物由来DNAのヒトゲノムへの挿入
    1. HBV、HPV、EBVおよびHPVなどの微生物遺伝子の挿入解析
  4. 肝細胞癌に対する治療の研究
    1. SVR例からの発癌検討
  5. インターベンション
    1. 門脈圧亢進症のIVR(B-RTO・PSE)に関する臨床研究
    2. 肝臓・消化管のAngio治療症例について検討
    3. 肝動脈塞栓術(DEB-TACE)における肝予備能に与える影響
  6. 肝疾患に対する遺伝子治療法の開発
    1. 先端医学講座・遺伝子再生医療部門の福田昇教授の元で、ピロールイミダゾールポリアミドを用いてTGFβの発現を抑制し線維化を抑制する試みについての研究
  7. 微量元素・栄養・代謝部門について
    1. 鉄代謝が肝病態に与える影響についての臨床研究
    2. C型慢性肝疾患における血清亜鉛濃度の臨床病態に与える影響
    3. NASHラットおよび生活習慣病発症ラットにおける腸内フローラの解析
  8. 自己免疫性肝炎の解析
    1. 自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変症への糖尿病の関与についての検討
  9. 超音波画像解析
    1. び漫性肝疾患および肝腫瘍の超音波画像について定量的解析
    2. 超音波画像解析による腎うっ血の肝硬変への影響の検討

超音波班の研究活動

  1. 超音波検査:通常の入院・外来の超音波検査を約6000件/年施行し専門医が行う超音波診断として日々の大学病院の臨床診療を支えている。
  2. 造影超音波検査:1999年末から本邦で開始された造影超音波検査を早期より積極的に取り入れ現在では1500件/年以上の件数を施行している。その臨床の傍ら新しい造影手法などを超音波診断装置メーカーと共同で開発も行い新たな臨床的有用性を研究している。
  3. 肝組織生検:肝生検、腫瘍生検などをより安全性・確実性を目指し超音波室で施行している。
  4. 肝癌に対する集学的治療:ラジオ波熱凝固療法やエタノール注入療法をはじめとする肝癌に対する局所治療、肝癌に対する肝動脈塞栓療法、進行肝癌に対する間歇動注療法などを幅広く行い、癌のstage、背景肝の状態に合わせた集学的な治療を行っている。
  5.  血管造影:当科の腹部血管造影検査を施行すると共に、経動脈的な治療も当科で施行している。特にこの分野では近年開発されたバルーン閉塞下肝動脈塞栓療法を積極的に施行しておりその優れた有用性を他大学に先駆けて報告を行っている。(肝動脈塞栓療法の治療に関しては放射線科の元助教授武藤晴臣先生の指導の元新しいdeviceの開発にも関与し、バルーン閉塞下の肝動脈塞栓療法をいち早く開拓している。今やこれに付随する検査システムやカテーテルの改良に関わりこの分野においても一躍中心的な役割を担うようになった点も強調したい。)
  6. 超音波ガイド下治療:閉塞性黄疸時の超音波ガイド下胆道ドレナージを初め、最近では経内視鏡的なドレナージを行っている。
  7. 研修医・検査技師教育:超音波検査のスクリーニング検査法を提唱し研修医、検査技師の教育を常時行っている。また、知識的な教育として月曜日の8時~約45分間勉強会を約25年間以上継続して行っている。 約3年前から医療安全の面も含めてIVR研修会を1泊2日で開催し中心静脈圧測定用カテーテル挿入手技などを含めた技術指導を放射線科武藤先生のお力も借りて若手医師に対しておこなっている。
  8. 他の研究班、他科との共同研究:院内での活動は検査部門という共同施設のため研究班院内・外にとらわれず幅広く共同で臨床研究を行っている。
  9. 他学部、他大学との共同研究:生産工学部との共同研究を約10年以上前から継続している。これまで画像解析を行っていたが、さらに超高感度CRPの臨床的意義、血中亜鉛の測定および臨床的意義、高感度D-dimerのなどの研究も行っており、これまでにも共同でいくつかの特許も取得している。このほかにもいくつか他大学との臨床研究も行うようになっている。
  10. 超音波診断装置メーカーとの共同研究:新規装置・アプリケーションに対して臨床的な有用性の検討を共同で行い改良・改善を行い日常検査に反映させている。 これまではGEヘルスケア社製品が中心であったが、東芝メディカルシステム、日立メディカル社の装置も採用し複数社との関係を持つことにより超音波診断学自体の底上げを図る立場になっている。

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